アルゼンチンババア よしもとばなな
横浜中央図書館に行ってきました。で、よしもとばななのアルゼンチンババアという本を読みました。薄い本なので、30分くらいで読み終わりました。
どういう話かというと、アルゼンチンのババアがでてくる話です。
みつこという女性が主人公で、母親を失った父親がアルゼンチンババアと交際するという謎の物語で、みつこ、父親、アルゼンチンババアの心の交流が書かれています。最初は父親がおかしくなったのかと思ったのたが、アルゼンチンババアに救われたという話です。アルゼンチンババアは、なかなか深いことを言っています。
どうして昔の人が遺跡を作るのか知ってる?好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が続いてほしいって、そう思ったのよ。
よしもとばななは小学生のころに国語の教科書にのっていたので名前は知っていました。なんか小説ではなくて、多分、詩だったと思います。小学生の国語の教科書にのる作者だからライトな小説なのかなと思いましたが、結構アダルトな内容もありました。文体としては読みやすいです。
図書館は納税者が得られる数少ないメリットです。納税分、元をとってやるという気持ちで図書館に通っています。